プロテニス選手の使う振動止め

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はじめに

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、

テニスの練習法、

最新のテニスグッズ

などを紹介していきます。

 

今回はラケットの話です。

 

みなさんは、

振動止め

って使ってますか?

こんな小さなパーツですが、

あるのないのとでは、

大違い!

 

打感が全く変わってしまいます。

そのため、

プロの選手でも、

使っている選手と使わない選手がいます。


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プロの選手の振動止め

 

以前にこちらの記事でも書いたのですが、

プロテニス選手の振動止め

プロの選手たちも様々な振動止めを使っています。

 

まずは、BIG4と呼ばれる

世界のトッププロから見てみましょう。

 

ノバク・ジョコビッチ選手

ジョコビッチ選手が使っている振動止めは

こちらです。

 

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ラファエル・ナダル選手

ナダル選手が愛用する振動止めはこちら。

 

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このバボラのカスタムダンプについては、

過去にも記事を書きました。

バボラ 振動止め カスタムダンプ レビュー

とても柔らかくて感触のいい

おすすめの振動止めの一つです。

 

錦織圭選手

キモニー クエークバスター

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錦織圭選手と言えば、

このクエークバスター

「マッシュルーム」とか、

「のどちんこ」と呼ばれる、

独特の形をした振動止め。

 

愛用者が非常に多いのですが、

意外な盲点もあるので、

注意が必要です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

キモニー クエークバスターの盲点

と、ここまで読んでお気づきの方もいるでしょう。

BIG4と呼ばれる選手で、

まだ登場していない選手がいますね。

 

みなさんが大好きな、

おなじみのロジャー・フェデラー選手

が登場していませんね。

 

実はフェデラー選手、

振動止めを使用していないのです。

 

プロの選手の中には、

振動止めなど一切使わない

といった選手もかなりいるのです。

 

振動止めを使わない選手

 

ロジャー・フェデラー選手

アンディー・マレー選手

ニック・キリオス選手

 

ぱっと思いつくだけでも、

このあたりの選手は振動止めを使いませんね。

 

振動止めを使わない選手というのは、

打球時の振動を、

あえて「受け入れている」わけです。

振動を止める

のを好まず、

振動を感じながらプレーする。

 

そういう意味で、

非常に繊細なタッチを持った選手が多いです。

 

ロジャー・フェデラー選手なんかは、

まさにその筆頭ですよね。

打球時の振動を手のひらのセンサーで、

正確に感じ取りながらプレーする。

だからこそあの正確なプレースメントが

実現できているのだと思います。

 

マレー選手のプレースメントもまた素晴らしいですね。

 

キリオス選手、、、

こういう天才系の選手は、

わりと振動止めを使わない傾向にあると

勝手に思っています。

 

輪ゴムを使っている選手

 

さて、

先に紹介したキリオス選手と並んで、

天才肌のスーパープレーヤー

ダスティン・ブラウン選手

彼が使う振動止めはまた独特です。

 

ダスティン・ブラウン選手の振動止めは、

なんと、ただの輪ゴム(笑)

 

この輪ゴムがどんな効果を発揮するか。

それについては、

こちらの記事もご覧ください。

プロテニス選手の振動止め

輪ゴムをガットにつけるなんて、

奇抜な発想だと思われるかと思う方も

たくさんいらっしゃるかと思いますが、

実はこれ、

かつてのチャンピオン、

アンドレ・アガシ選手がやり始めてから、

世界中に広まった、

かなりポピュラーな手法なんですよ。

 

みなさんも、

ぜひ一度試してみてください。

ちょっと太めの輪ゴムを使うのがポイントです。

 

振動止めの有無で何が変わるの?

 

じゃあ、振動止めの有無で、

具体的に何が変わるのか

ということなんですが、

この振動止めのパーツが、

ストリングに付くことで、

ボールを打ったときに、

ストリングがたわむ大きさが変わります。

 

①振動止めを付けていない場合

ストリングがトランポリンのように、

大きく、深くたわみ、

ボールを加えこむような感じになります。

ボールを打った感触が、

手にダイレクトに反映されるため、

打ったときの感覚はとても気持ちが良くて、

打った手ごたえがあります。

ただ、

それは、ラケットの真ん中(いわゆるスイートスポット)に

ボールがきちんと当たった場合の話です。

振動止めを付けていない場合、

ラケットの真ん中を外した時の衝撃もまた、

ダイレクトに手に響いてきます。

これが結構つらいんですよね(汗)

また、振動止めを外した方が、

ボールは打ったときによく飛びます。

打球時にガットが大きくたわむので、

ボールが「びよーん」とよく飛ぶのです。

普段振動止めを利用している方が、

外してプレーすると、

飛びすぎてアウトミスが増えたということが、

往々にして起こります。

単純に慣れの問題なんですけどね。

振動止めがない方が、

実はボールがよく飛びます。

たまに見かける光景なんですが、

振動止めがプレーの最中に、

どこかに飛んで行ってしまって、

途中から振動止めがない状態で

ボールを打っているにもかかわらず、

ボールを打っている本人はそれに気づかないという(笑)

いや、気づけよと(笑)

振動止めがあるとないとでは、

ボールの飛び方って、

全然違うから。

 

②振動止めを付けた場合

さて、

振動止めを付けた場合、

何が起こるかと言うと、

打球時にガット全体に起きていた、

微細な振動がカットされます。

それにより、

ラケットの真ん中を外した時の、

いやな衝撃が軽減されます。

一方で、

ラケットの真ん中にボールが当たったときの、

最高に気持ちいい感覚もまた軽減されます。

これが残念なところなんですが、

振動止めを付けるメリットは、

このように、

ラケットの真ん中に当たっても、

少しくらい端に当たっても、

「同じような感覚で打てる」

というところにあります。

 

私はこれを、

「均質化」と呼んでいますが、

ラケットの真ん中にボールが当たっても、

端に当たっても、

大体同じくらいの感覚でボールが飛んでくれる

というのは非常に安心感があるわけです。

どんなにうまくなっても、

ボールを必ずラケットの真ん中で打てる

ということはありません。

大切なのは、

ボールをラケットの真ん中で打てなかったときにも

救済してもらえる

ということだと私は思っています。

なので、

私自身は振動止めをいつも使っています。

私の場合は、まあ、

プロと違っていっぱいガシャりますから(笑)

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

振動止めの有無でどのような違いがあるか

なんとなく理解していただけたでしょうか。

 

最終的には自分の好みの問題です。

みなさんが最高の状態でプレーできることを願っております。

 

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