バボラ ピュアドライブツアー レビュー

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はじめに

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、

テニスの練習法、

最新のテニスグッズ

などを紹介していきます。

今回はラケットの話をしていきますよと。

 

バボラのピュアドライブについて、この講座では何度も書いているんですが、

ピュアドライブ2018のレビュー

このピュアドライブには、少し重たい「ピュアドライブツアー」というものがあります。

 

みなさんご存知でしたか?

通常のピュアドライブが300g 320mmバランスというのに対して、315g 315mmバランスという設計。

やや重たいツアーモデルということになるのですが、あまり使っている人はいないかもしれません。

ただ、これって、「使い方によっては、すごい武器になりますよ」ということを今回書きたいと思います。

この記事を読み終わったころには、あなたもピュアドライブツアーが欲しくなっているかもしれません。

 


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ピュアドライブ ツアーのスペック

 

商品名:PURE DRIVE TOUR

品番:BF101331

長さ:27インチ

フェイスサイズ:100平方インチ

ウエイト:315g

フレックス:RA74

バランス:315mm

フレーム厚:23.0mm~26.0mm

素材:グラファイト

ストリングパターン:16×19

推奨テンション:50~59ポンド

グリップサイズ:2・3

グリップ:シンテックプロ(ブラック)

 

 

ピュアドライブ ロディック

 

実はこのピュアドライブツアーには、その前身とも言えるモデルがあるのです。

それがこのピュアドライブ ロディック

かつて、世界最速サーブで鳴らしたアメリカのスーパースター、アンディー・ロディック選手が使っていたとされるモデルです。

そのスペックは現在のピュアドライブツアーとほぼ同じです。

これが発売されていた当時、選手の名前が入っているラケットって、ミーハーっぽくて嫌だなと思っていたんですが、ピュアドライブのツアータイプと考えると、もっと使っている人がたくさんいても良かったのになと思います。とくにアマチュアでも、試合にどんどん出ているような、競技レベルのプレーヤーなら、このタイプのラケットをもっと使えばいいのにと思います。

 

製品名がピュアドライブ ロディックから、ピュアドライブツアーとなったことにより、若干ですが、手に取りやすくなったのではないかと感じています。

他社だと、ロジャー・フェデラー選手のサイン入りのモデルなんかがありますが、ちょっとこういうのを使っていると、気恥ずかしい感じがするという方はいると思います。

 

ピュアドライブツアーというネーミングと、ラケットデザインがロディック選手のパーソナルモデルっぽい感じでなくなったのは、非常に良かったと思います。

 

実は重たい方が肘にやさしい

 

長年テニスをしている方に、

サポーターだらけの人いません?

肘にも手首にも、膝にも腰にも、、、

何個サポーターが必要なんだって方が、あなたの周りにもいると思うのですが、軽いラケットをぴゅんぴゅんと手打ちのフォームで振り回していると、非常にケガが起こりやすいです。

軽いラケットでボールをオフセンターで打つ(ラケットの芯を外して打つこと)のを繰り返していると、手への衝撃は蓄積していきます。で、あるとき急に痛み出して、最悪の場合テニスができなくなったりします。

私個人としては、あまりテニスラケットって軽くない方がいいと思っているんですよ。

軽いラケットだからフォームが崩れておかしな打ち方になるということは多々あると思っています。

軽いラケットだからこそ、力のないジュニアや年配の方にもテニスのすそ野が広がってよかったという側面ももちろんあるのですが、、、

 

みなさんは、扱える範囲でできるだけ重いラケットを使うようにしましょう。

競技レベルのプレーヤーなら、ピュアドライブツアーは決して扱えないものではないと思っています。

 

それでもケガしてしまったときはこんなサポーターを使いましょう。

テニス用サポーターのおすすめナンバーワンはこれ!(手首 テニス肘 足首の捻挫など)

 

重さが生み出すスピードとパワー

 

世界最速サーブを打てる選手でありながら、あまりに早い引退をしてしまったサミュエル・グロス選手

事実 テニスの世界最速サーブはピュアドライブから生まれている

彼は現役時代、ピュアアエロを使っているイメージが強かったのですが、

この最速サーブを放ったときに使っていたラケットはピュアドライブです。

先ほども紹介しましたが、かつての世界最速サーブの記録保持者であったアンディー・ロディック選手もピュアドライブでしたし、ピュアドライブには、サーブのスピードが確実に上がる何かが間違いなく存在するということだと思います。

プロのような弾丸サーブに憧れるプレーヤーは、ぜひピュアドライブを使ってみるべきです。

そして、サミュエル・グロス選手にしても、アンディー・ロディック選手にしても、実際に使っていたのは、300gのピュアドライブではありません。彼らのラケットはそろいもそろって、重たいのです。

 

重たいラケットと聞くと、それだけで敬遠してしまう方もいるかもしれませんが、重たいラケットには、重たいラケットならではのメリットがあるのです。

 

あなたのボールスピードも確実に上がります。

ただし、使いこなせれば。

 

ついでに紹介しておきますが、サミュエル・グロス選手がピュアドライブの後に使用していたピュアアエロにも、ピュアアエロツアーというモデルがあります。

サミュエル・グロス選手が実際に使っていたラケットに近いのはこちらだと思います。

こちらも同じ理由から、扱えるパワーを持っているプレーヤーにはおすすめです。

腕に覚えのあるプレーヤーはぜひこちらからどうぞ。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

ちょっとだけ重たいピュアドライブ。使ってみたくなりませんか。

最初は重たいと感じるかもしれませんが、結局は慣れの問題です。このラケットになれ親しんで、難なく扱えるようになったとき、あなたのテニスレベルは一段階上のものになっていることでしょう。

 

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