世界最強のフォアハンド フェルナンド・ゴンザレス選手の使用するラケット・ストリング・テンション
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
もうすでに引退した選手ですが、その豪快なフォアハンドが未だに伝説のように語り継がれているフェルナンド・ゴンザレス選手について書いてみたいと思います。
日本でも大人気の通称「ゴンちゃん」(笑)
やはり、何か特別に秀でたものがあるプレーヤーって、魅力的なんですよね。
フェルナンド・ゴンザレス選手 プロフィール
フェルナンド・フランシスコ・ゴンサレス・シウファルディ(Fernando Francisco González Ciuffardi, 1980年7月29日 – )はチリの首都サンティアゴ出身の元男子プロテニス選手。2007年全豪オープン男子シングルス準優勝者であり、2004年アテネ五輪の男子ダブルスで金メダル、男子シングルス部門で銅メダル、北京五輪男子シングルスで銀メダルがある。シングルス自己最高ランキングは5位。ATPツアーでシングルス11勝、ダブルス3勝を挙げた。身長183cm、体重82kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グランドスラムタイトルこそ獲れなかったものの、その豪快なフォアハンドで多くのファンを魅了したプレーヤーです。
まさに「記録よりも記憶に残るプレーヤー」なわけですが、シングルスでは、全豪オープンで準優勝までしているプレーヤーなのです。
フォアハンドは歴代最強とまで言われるほどの破壊力であったのですが、シングルハンドのバックハンドが弱点とされていたため、なかなかグランドスラムで結果を出せなかったゴンザレス選手。
しかし、2007年の全豪オープンでのゴンザレス選手は一味違いました。
バックハンドで、スライスを多用し、粘り強いプレーをし、得意のフォアハンドで仕留めるまで崩れないテニスを見せたのです。
その結果が準優勝につながったのです。
プレースタイル的には完ぺきにシングルスプレーヤーと思われているゴンザレス選手ですが、実はダブルスでも結果を出していることを忘れてはなりません。
なんせ、オリンピックのダブルス金メダリストですからね。
ダブルスって、ボレーで勝負するもんだと思っていたんですけど、悪魔のようなフォアハンドでボレーヤーたちの壁を正面突破で粉砕したのは圧巻でした。
見ていて笑いがこみ上げてくるほどのゴンザレス選手らしいダブルスだったのですが、本当に金メダルを獲得したのは見事でした。
そんなリアル波動球を放つゴンザレス選手のラケットはこちらです。
フェルナンド・ゴンザレス選手の使用するラケット
バボラ ピュアコントロール
残念ながらすでに廃版ですね。
バボラのラケットと言えば、ピュアドライブや、ピュアアエロのような、中厚黄金スペックが真っ先に思い浮かぶかと思います。
ピュアコントロールは、それと真逆を行く硬派なツアースペック
現在はピュアコントロールと名のつくものは無くなってしまいました。
ピュアコントロールはピュアストームなど、一時期迷走したかに見える時期を経て、現在はピュアストライクシリーズへとそのスピリッツは受け継がれています。
ピュアストライクVSツアーというラケットが、かつてのピュアコントロールであるということなんですが、ピュアストライクVSツアーは、現在では最新版カラーも出ていませんし、いよいよピュアコントロールのDNAも途切れてしまうのかと危惧しています。
ピュアコントロールは難しいラケットですが、その反面根強いファンも多いラケットです。このまま絶滅してしまったら少し寂しいと思っている方はたくさんいるはず。
現在の最新カラーのピュアストライクシリーズの場合、ピュアストライクツアーが、かつてのピュアコントロールに近いと思うのですが、バランスポイントが少し違ったりと、全然別物のラケットです。
ピュアストライク ツアー
フェルナンド・ゴンザレス選手の使用するストリング
ルキシロンのアルパワー
まさに王道のストリングですね。
トッププロがこぞって使うアルパワー。
現在でもその人気は健在です。
あれほどのハードヒッターなら、60ポンド以上かと思いきや、意外とテンションは普通。
53ポンドとか、55ポンドとか、時期によっては、もっと低いテンションで張っていたこともあるようです。
ピュアコントロール自体がボールの飛びが抑えられたラケットなので、それぐらいでちょうどいいのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
今ゴンザレス選手の真似をするのであれば、このピュアストライク ツアーが一番現実的な選択かもしれませんね。
ピュアストライクツアー
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