みなさんは賛成派?反対派?アレクサンダー・ブブリク選手のアンダーサーブ
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はテニス界でちょっと物議を醸しているあの問題について語ります。
あの問題とは何かというと、まずはこれを見てください。
テニス界で議論となっているブブリク選手のアンダーサーブ。
ルール上なんの問題もないプレーとのことですが、このプレーを批判する声も多数。
皆さんはどう思われますか?
— Spolink JAPAN 公式 (@spolinkjapan) September 26, 2020
相手の意表を突くアンダーサーブで、サービスエース。
打ったのはカザフスタンの若手選手、アレクサンダー・ブブリク選手です。
実はこれ、ルール上、何の問題もないのです。
相手がリターンの構えをしていないときにサーブを打つのは、「ノット・レディ」となり、サーブのやり直しとなりますが、先ほどの動画を見てもらえばわかる通り、相手選手は、ちゃんと構えています。
ただ、ルール上は何も問題なくても、テニスは紳士淑女のスポーツと呼ばれていますから、この不意打ち的なショットが卑怯ではないか、相手への敬意を欠くのではないかということが言われていて、今ちょっと軽く炎上中らしいのです。
そう思ってたら、またやっちゃいました(笑)
Oops, he did it again… 🤷♂️
📹: @rolandgarros | 🇰🇿 Alexander Bublikpic.twitter.com/pDQheJkLTt
— ATP Tour (@atptour) September 28, 2020
アレクサンダー・ブブリク選手、それ好きね(笑)
アレクサンダー・ブブリク選手についてちょっと見ておきましょうか。
アレクサンダー・スタニスラヴォヴィチ・ブブリク (Alexander Stanislavovich Bublik, ロシア語: Александр Станиславович Бублик, 1997年6月17日 – ) は、カザフスタンの男子プロテニス選手。ロシア出身で、現在はカザフスタン国籍で選手登録している。ATPツアーでまだ優勝はない。自己最高ランキングはシングルス47位、ダブルス96位。身長198cm、体重77kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全仏オープンで、ブブリク選手の華麗なる股抜きが話題になっていると聞いて、動画を探してみました。
🔥 Watch the shot of the day by @OPPO, a point won by Alexander Bublik against Gaël Monfils, in the first round.
#OPPOxRG20 pic.twitter.com/89xzlMcwMv
— Roland-Garros (@rolandgarros) September 28, 2020
股抜きって、そっち向きかよ(笑)
思ってたやつと全然違う(笑)
とにかく、ブブリク選手ってのは、トリッキーなことが大好きで、テニスを楽しんでいる人なんだなと思いました。
決して嫌いではないタイプ(笑)
ダスティン・ブラウン選手みたいな感じかなぁ。
おっと、ダスティン・ブラウン選手のラケットはさておき、
アレクサンダー・ブブリク選手はどんなラケットを使っているかと言うとこれです。
ヨネックス EZONE
ストリングは、カラーからして、間違いなく定番のこれですね。
ポリツアープロ
かつてはウィルソンを使っていたブブリク選手ですが、最近になってヨネックスを使い始めました。
ヨネックスは、最近勢いありますね。
男子の選手に使用者がどんどん増えています。
で、肝心のアンダーサーブの話です。
相手を欺くショットが卑怯で非難されるなら、ドロップショットも禁止だし、もっと言えば、クロスに打つと見せかけてストレートに打つのも禁止にしますか?
もう、そうなったらスポーツでも何でもないですね。
アンダーサーブ?
全然やっちゃえばいいんじゃないですか?
と私は思っているタイプです。
ただ、これって、結局価値観の問題なんで、ルールで明確に禁止されない限り決着なんかつかないですよ。
アンダーサーブの是非を問うのは宗教戦争みたいなもんで、答えを問うだけムダかもしれませんね。
全然違う競技の話になりますが、相撲の場合、横綱は、受けて立つ相撲をしなくてはならないという暗黙の掟みたいなのがあります。
いきなりはたきこみとかしないし、張り手なんかしないし、猫だましみたいなのはもってのほかなわけです。
これを何でもありにしたのが今の相撲。
モンゴル勢が何でもやるのを黙認したら相撲は神事からただのスポーツに成り下がってしまいました。
相撲の場合それが神事であり、もともとはただのスポーツではないので、そうあって欲しくはないのですが、
テニスの場合はもとがスポーツですからね。
スポーツって、ルールの範囲内で相手と競うものでしょ。
まあ、アンダーサーブなんて、チャンピオンになるような選手はやらないでしょうし、やって自分の評価が下がるようなことはしないと思いますけどね。
かつてもマイケル・チャン選手が全仏オープンでアンダーサーブを打ったことが伝説みたいに語り継がれていますが、これも勝つための執念を見せた美談ととるか、プロなのにそんなプレーをしたという醜聞に受け取るかは人それぞれでしょうね。
いかがでしたでしょうか。
アンダーサーブ、みなさんは、アマチュアなんですから、どんどん打てばいいんです。
で、そのバレバレのアンダーサーブを打ち込まれてればいいんです(笑)
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