ロジャー・フェデラー選手の使用するラケット

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はじめに

 

読めばテニスがうまくなる」

 

この講座は「読むテニスの教材」として、

みなさんのテニスのレベルアップに役立つテニスの上達法や、

最新のテニスグッズの紹介をしていきます。

 

今回はラケットの話です。

先日のインディアンウェルズの決勝はドミニク・ティエム選手が見事に優勝。

しかし、惜しくも準優勝となったロジャー・フェデラー選手のプレーも見事でした。

今回の記事ではみなさんが大好きなロジャー・フェデラー選手のラケットについて書いてみたいと思います。

ちなみに、ドミニク・ティエム選手についてはこちらの記事で書いたことがありますので、こちらもぜひ読んでみてください。

ドミニク・ティエム選手に学ぶテニス

https://mindtennis.net/2018/06/05/backhand-4/


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ロジャー・フェデラー選手の使用するラケット

 

みなさんの憧れ、ロジャー・フェデラー選手の使用するラケットはこちら。

Wilson PRO STAFF RF97 Autograph

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あれ?フェデラー選手って、この写真みたいな真っ黒のラケット使ってませんでしたっけ?

と思ったあなたは鋭いです。

 

実はロジャー・フェデラー選手の使用するラケットはここ最近カラーリングがコロコロ変わってるのです。

 

フェデラー選手の使用するラケットは一時期真っ黒だったんですね。

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フェデラー選手は「タキシードをイメージ」して真っ黒にしたそうです

もう、その時点でセンスがハンパじゃないですよね。

カッコいい。

 

ところが白をアクセントに使ったニューモデルが登場。

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「真っ黒の方が良かった」と思っていました。

個人的にはね。

 

しかし、フェデラー選手が、

「タキシードから覗く白シャツのイメージ」

と語ると、それはそれでまたなもんだと思いました。

 

ところが、フェデラー選手、最近また真っ黒のラケットに戻したそうです。

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黒の方が、相手からラケットの動きが見えづらいという側面があるそうです。

 

ともかく、フェデラー選手がラケットのカラーに「相手からの見え方」まで考慮していたとは。

やはり伝説的なチャンピオンはその思考まで異次元です。

 

実は、この相手から見えづらいという意味で、私は以前こんな記事を書いていたんです。

ピュアアエロの卑怯な使い方

https://mindtennis.net/2018/08/25/racket-20/

ぜひこちらもお読みください。

黄色黄色は見づらい。

そんな話です。

 

以前、卓球水谷隼選手が、「相手選手のコーチを自分の視界からどけさせたこと」がニュースになっていました。

卓球のボールが白いのにもかかわらず、白い服のコーチが、水谷選手の対面にいたのです。

もしかしたらそのコーチもわざとそんな場所にいたのかもしれないですね。

プロ同士の駆け引きって、ここまで高度なものなのです。

 

真っ黒なラケットのかっこよさ

 

この真っ黒のラケットが最初に登場した時は驚きました。


こんな真っ黒のラケットって、なかなかないんですよね。

ありそうで実はなかなかないんです。

 

最近YONEXがVCOREのブラックモデルを出しましたが、、、

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こちらはまた別の記事で書いてみたいと思います。

 

真っ黒のラケットってカッコいいと思いません?

ストイックなイメージだから?

 

いや、それもありますが、

プロの選手って、新製品が発売される前に、真っ黒に塗装されたプロトタイプのラケットをテストで使ったりするんです。

「エクスペリメンタル」

と呼ばれたりもします。(実験っていう意味ですね)

こんな真っ黒な特殊なラケットをメーカーから渡してもらえるのは一部のトッププロのみなわけですから、真っ黒なラケットを使っているのはちょっとかっこよく見えるわけです。

 

毎年、年の始めの全豪オープンやその前哨戦となる大会あたりから、各ラケットメーカーは本腰を入れてラケットの新製品のアピールをしにかかります。

各社の看板選手が黒っぽいラケットを使い始めて話題となったりするんです。

つまり、先ほどお話ししたプロトタイプ、エクスペリメンタルを使ったりしてるわけです。

新年の風物詩とも言っていいんですが(笑)

メーカーの戦略ですね。

もっとも最近は「年初に最新のラケットが発表される」という構図も変化しつつあります。

意外な時期に新製品が登場する例もあったりします。

ラケットメーカーも少ないパイの奪い合いですからね。

他社の新製品と勝負するために、発売の時期をずらしたりとかするわけです。

 

フェデラー選手の使用するラケット 歴代最高モデルはこれかも

 

全く個人的な意見ですが、

限定モデルの真っ赤なラケットが一番カッコよかったです。

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レーバーカップという大会に合わせた限定モデルということで、現在はちょっとプレミアがついているようです。

 

フェラーリみたいですね。

「真っ黒なタキシードから白いシャツを覗かせた紳士がフェラーリに乗ってる。」

そんなストーリーが見えるほどこのウィルソンのフェデラーラケットシリーズは格調高い仕上がりになっていると思います。

 

Wilsonの事故

 

さて、ここまで読んでくださったみなさん、フェデラー選手のラケットをご自身でも使ってみたいと思いませんか?

実はフェデラー選手が使用する最新ラケットについては、ちょっとした事故がありました。

 

その事故というのはこの動画の最後に語られます。

なんと、すでに新バージョンの黒ラケットが市場に出回っているとか。

 

これだと不遜な輩は転売を目論むかもしれませんね。

しかし、われわれはそんな転売で暴利を目論むような輩は無視して、メーカーの正規の発売を待とうじゃないですか。

まもなく発売とのことで楽しみです。

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 と、言っても中身はこの旧作と同じだそうですけどね。

 

フェデラーになりたい

 

フェデラーになりたい。

誰もがそんな憧れを持っていると思います。

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しかし、重さ340gというようなスペックをあなたがそのまま真似してはいけません。

フェデラー選手だって、その昔あなたと同じぐらいのレベルの大会に出ていたころ、こんな重たいラケットを使ってはいなかったはずなのです。

まずは、315gのモデル。

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かっこだけでもフェデラー選手になりきりたいというなら、この重さの方がおすすめです。

 

女性ならこの重さ。

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やはり道具は自分にあったものを選ぶのが一番です。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

フェデラー選手のラケットのストーリーを知るだけで、そのプレーを見るときに違った視点が生まれるのではないかと思います。

 

 

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