バボラのラケットとヘッドのラケットのグリップの差について

Pocket

はじめに

 

この講座は、

「読むテニスの教材」として、

テニスのレベルアップに役立つ情報や、

テニスの上達法、

テニスの練習法、

最新のテニスグッズ

などを紹介していきます。

スマホで記事をご覧の方は、画面左上にある三本線のボタンをタップしてください。

メニュー画面が開き、調べたい項目に一発でジャンプできます。

 

今回はグリップの話です。

 

バボラのラケットとヘッドのラケットのグリップ形状の差についてお話ししましょう。

 

以前、バボラのグリップとヨネックスのグリップの差についての記事を書いたことがあるのですが、

禁断の裏技!グリップ形状を改造してバボラからヨネックスにします!

(しかも、あろうことかグリップの改造についても紹介)

 

各メーカーごとにグリップの形状は様々です。

テニスラケット 各メーカーのグリップサイズの話

テニスをされている方なら、

なんとなくメーカーごとにグリップの感覚が違うなというのはすでに常識かもしれませんが、

各メーカーごとのグリップの差を「感覚」ではなく、

「数値」で見ると意外なことがわかったりします。

そんなわけで、今回は単純な感覚の話ではなく、

数値を見ながら比較をしてみたいと思います。

 

グリップサイズおよび形状の比較 バボラ VS ヘッド

 

今回私が比較したのは、

バボラのグリップサイズ2と、

ヘッドのグリップサイズ2です。

昔から、バボラは少し太めとか、ヘッドはグリップが扁平とか言われますが、

実際に数値で見ると意外でした。

(数値は後で紹介します)

 

バボラのグリップ2よりも、ヘッドのグリップ2の方が太いのです。

また、ヘッドのグリップも扁平だった昔のグリップと違い、

ヘッドやフォルクルのテニスラケットの扁平グリップ形状について

今のヘッドのラジカルに採用されているグリップはごく普通のグリップですね。

昔のタイプの扁平のグリップが握りやすかったという人も結構いるんですが、

ヘッドのあの独特な扁平のグリップは、

他社からヘッドに乗り換えようとする人にとって、ちょっとした壁になっていました。

 

ヘッドのラケットの打球感やデザインが気に入ったけど、

どうしてもグリップの形に違和感があるという人も多かったのです。

 

ヘッドのグリップの形に慣れないので、仕方なく、

一般的なグリップの形にするためにグリップの下に薄い紙や板を忍ばせた人も多いと聞きます。

 

これがトッププロのように、特注でグリップを作ってくれるんであればいいんですけど、

アマチュアはそうはいきませんからね。

私の友人の選手は、ジェルのシートみたいのを特注で作って、グリップの下に貼り付けていました。

みんないろいろ工夫をして、壁を乗り越えようとしていたわけです。

まあ、今はそんな必要もなくなりました。

次の項目で、実際に測定した数値を見てみましょう。

 

バボラ VS ヘッド 実際の数値

 

では、実際に数値を見てみましょう。

 

バボラグリップサイズ2の場合

縦2.65㎝ 横3.05㎝ ななめ3.05㎝

これが「縦」

これが「横」

という感じで測定しています。

 

ヘッドグリップサイズ2の場合

縦2.75㎝ 横3.15㎝ ななめ3.15㎝

 

バボラグリップサイズ3の場合

縦2.85㎝ 横3.25㎝ ななめ3.25㎝

という結果になりました。

 

このサイズについては素人が簡易な道具を使って計測した値なんで、

あくまでも目安とお考えください。

ちょうどヘッドのグリップが、

バボラのグリップサイズ2と3の中間という感じなんですね。

 

ドミニク・ティエム選手のラケットがグリップサイズ2.5という話を聞いたことがあるのですが、

一般に2.5なんてサイズは市販されていませんね。

 

ドミニク・ティエム選手モデルのバボラ ピュアストライク

もちろん、グリップ2.5はございません(笑)

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ドミニク・ティエム(ティーム)選手が実際に使用するテニスラケットのスペック

ティエム選手のグリップの感覚はまさにヘッドのラケットの2の感覚というとこなのかもしれませんね。

 

そういえば、ティエム選手って、昔ヘッド使ってましたよね。

 

グリップサイズの調整について

 

このように、縦・横・ななめでたった1ミリずつしか違わないのに、

明確な差が生まれるわけです。

 

人間の手のひらの感覚って本当にすごいですよね。

 

それだけに、グリップサイズ選びは本当に慎重であるべきなのです。

テニスラケットのグリップサイズについて

もし、自分に合わないグリップサイズのラケットを使われている方がいましたら、

多少はカスタマイズで調整可能なので、こちらの記事も参考にしてみてください。

 

グリップサイズを太くする方法。

テニスラケットのグリップサイズを太くする方法

 

グリップサイズを細くする方法。

グリップサイズを細くする方法

ただ、細くするのは、太くするのに比べて難易度が異常に高いので、

グリップサイズに迷ったら、細い方を買うことをおすすめします。

太くするのはそんなに難しくありません。

一番簡単なのは、グリップテープを巻くことですね。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

各メーカーごとにグリップサイズが違うというのは、

多くの方に知られていますが、

ちゃんとサイズまで測って比較した情報はあまりないんじゃないかと思います。

グリップについて悩まれている方にとって、

この記事が何か参考になれば幸いです。

 

この記事を読んで、

いいね!と思ってくださった方、

なるほど!と思ってくださった方、

ぜひ下のシェアボタンから

SNSでシェア

してくださいますようお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA