絶対失敗しない初めてのテニスラケット選び
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケット選びの基本
についてお話しします。
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私が初めてラケットを買ったのは、
小学校6年生の終わりです。
もう25年以上も前の話になります。
最初に買ったラケットは、
プリンスの
シナジー・エクステンダー
というラケットでした。
知ってる人なら、
え?
というようなラケットですね。
なぜかというと、
このラケット、
ラケット面のサイズが
120平方インチくらい
(もっとデカかったっけ?)
ちょっとボールを触っただけで、
ボールが吹っ飛んで行くような感じです。
非力な人、
あるいは高齢者向けのラケット
なのです。
全く同じラケットは、
もうとっくの昔に廃盤なので、
売っていませんが、
今で言うと、
こんなラケットが近いです。
プリンス エンブレム 120
【全品10%OFFクーポン対象】プリンス Prince 硬式テニスラケット EMBLEM 120 エンブレム120 7TJ068 価格:36,952円 |
少なくとも、
元気いっぱいのジュニア選手が
持つようなラケットではないのです。
なぜ、
そんなものを買ったかというと、
安かったから(笑)
ラケットについて、
全く無知だったからです。
当時小学校6年生の野球少年
(厳密にはソフトボール少年)の私が、
テニスを始めようと思い立って、
ラケットを買おうとした。
テニスを始めようと思ったきっかけ
についてはまた別の機会に
お話しすることもあるかもしれませんが、
それはさておき、
とにかく、
ラケットが欲しかった。
何の知識もないまま、
「あ、そういえば、
うちの近くにある
ショッピングセンターの広告に
安いラケットが出ていた」
じゃあ、買いに行こう。
となって、買いに行ったわけです。
そのショッピングセンターの売り場は、
スポーツ専門の知識
があるスタッフなどおらず、
紳士服売り場の奥の一角に、
ラケットが
何本か吊るしてあっただけでした。
そう、
ここは「スポーツ」コーナーではなく、
「レジャー」のコーナーという感じです。
でも、
当時の自分は何にも知らない。
ラケットをレジに持って行って、
「これください。」
と言うと、
「はい、12000円です。」
とラケットの説明などあるはずもなく、
そのラケットを渡された。
ショッピングセンターなんだから、
それで当たり前です。
テニスの専門店でもなんでもないんですから。
それにしても、
このラケット、
硬式テニスのラケットとしては、
異常に安い。
明らかに在庫処分品だ。
今考えると、
スポーツ専門店で、
アドバイスを受けてから
ラケットを選べばよかったのだが、
当時はそんな知恵もない
かわいい少年だったのです。
かわいいかどうかはともかく。
で、テニスを始めたのですが、
まわりの大人たちが、
「何でそんなラケット使ってんの?」
と言う。
「え?何かおかしいの?」
私はそのとき初めて、
そのラケットが全然ダメだ
と気付いたのでした。
そうして私はテニス経験者の大人たちから
アドバイスを受けて、
ちゃんとしたラケットで
練習しなさいということになった。
当時、私のまわりでは、
なぜかプリンスのラケット
を使っている人が多かったので、
「プリンスの、
グラファイトシリーズ
ならいいんじゃないか」
と言われて、
お店でグラファイトシリーズを
探すことにしました。
プリンス グラファイト
価格:22,500円 |
このプリンスのグラファイトは、
今なお名器の呼び声の高い
伝説のラケットですね。
それはさておき、
そんなこんなで、
私がようやく次に手にしたラケットは、
グラファイト2
というラケットでした。
硬派な競技者向けモデルで、
しっかりとしたラケット。
初心者のジュニアが使うには、
ちょっと厳しめのラケットですね。
まあ、そこは毎日一生懸命練習して、
使いこなせるようになればいいかと
思っていたんですが、
なかなかいいラケットのはずなのに、
重いし、扱いにくい。
何かおかしい。
よくよく見ると、
私が買っていたのは、
まさかのグリップ4(笑)
「え?グリップって太さの違いがあるの?」
「あるよ。
大人の男性でも3だよ。
4は特別体格のいい大人や、
外国人向けだね。」
道理で安いわけだ。
グリップ4なんて誰も使わないから
大幅値下げされていたのだ。
まあ、そうは言っても、
買ったものは使わないともったいない。
私はしばらくそれをそのまま使いました。
本当はこの時間が
もったいないんですけどね。
経済学では、
こんなのを「サンクコスト」と呼びますね。
「サンクコスト」
例えば、映画を1800円
(今1800円だっけ?)
で見に行ったとしましょう。
120分の映画で、
それが30分見た時点で、
あまりにつまらなくて、
帰りたくなったとする。
そこで帰れば損失は、
1800円と30分の時間
だけで済みます。
もったいないと思って、
最後まで見てしまうと、
損失は、
1800円と120分の時間
ということになります。
これがサンクコストです。
話がそれましたね。
閑話休題。
その後ようやく、
グラファイトのグリップ2
価格:22,500円 |
を手にした私。
ですが、
このラケットだって、
決して、テニスを始めたばかりの
ジュニアが使うラケットじゃないですよね。
ラケットをはじめて買うときは、
ちゃんと知っている人に相談するか、
専門のお店で詳しい人に、
見てもらわないとダメです。
それをしなかったために、
非常に遠回りをした。
これが私の失敗談です。
私は、初めてのラケット選びで
失敗して、
スタート地点に立つまでに
非常に時間がかかってしまったのです。
この講座は、
自分自身の経験をふまえ、
これからラケットを買おう
と思っているみなさんに、
有益な情報が提供できたら
と思っています。
私と同じ失敗をしたくない方、
ぜひ、こちらの
をご覧ください。
みなさんのラケット選びの
お役に立てれば幸いです。
ここで紹介しているラケットは、
どれも、初めてのラケットに
最適なものです。
いかがでしたでしょうか。
全く余談ですが、
現在は、
バボラ ピュアドライブ 2018(Babolat PURE DRIVE)300g BF101334/101335 硬式テニスラケット 価格:14,480円 |
を使っている私も、
昔は、
ずっとプリンスのラケット
を使ってました。
なぜかというと、
「ラケットはプリンスだよ」
という、
はじめにアドバイスをくれた
大人たちの言葉が、
なんとなく頭に残っていたからです。
まさかそのプリンスが、
経営破綻するとは(笑)
「王子様」が破産するとは
誰も思わないでしょ(笑)
テニスを始めたときから、
ピュアドライブを使っていたら、
私のテニス人生は全く違ったもの
だったかもしれません。
ラケット選びって重要です。
ぜひ、先ほども紹介した
参考にしてくださいね。
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