Wilsonのラケットの一番のすごさはこれ!
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
以前に書いた記事ですが、7大テニスラケットメーカーと言って、
テニスラケットメーカーは世界にたくさんありますけども、
主なメーカーは7つのみです。
その中で最もシェアの高いラケットメーカーはWilsonです。
ロジャー・フェデラー選手、そして我らが錦織圭選手もウィルソンを愛用。
彼らは、一生涯に渡ってウィルソンしか使わないという生涯契約を結んでいる選手です。
ロジャー・フェデラー選手の使用するラケットについて詳しくはこちら。
同じく、錦織圭選手が使用するラケットについて、詳しくはこちら。
女子の選手では、セリーナ・ウィリアムズ選手、シモーナ・ハレプ選手など、これまたチャンピオンの選手たちが愛用しています。
なぜ彼ら彼女らがWilsonを選ぶのか、そして、なぜWilsonは世界一のシェアを誇るのか。
そんな話をしてみたいと思います。
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ウィルソンのラケットって、きれいな楕円形をしていますよね。
他のメーカーなら、たとえば、ヨネックスが長方形型のラケットフレームをしているように、
(ヨネックスと言えばこの形)
もう完全に楕円ではなく、長方形に近いですよね。
そう考えると、ウィルソンのラケットって、別に特徴などなく、スタンダードな楕円形に見えるかと思います。
ただ、画像を拡大してよーく見て欲しいんですが、
フレームのサイド部分、時計で言うところの、3時と9時の部分が、わずかにボコっと膨らんでいるのがわかりますか?
これがウィルソンの独特の形状なのです。
もっとも最近のWilsonのモデルでは、ウィルソンの一番のウリだろうと勝手に私が思っているフレームサイドのボコっとなった隆起がないモデルも増えてきてるんですね。
画像を拡大してみてもらえたらわかるかと思いますが、この画像のウルトラ100なんかはめちゃくちゃいいラケットなんですけど、フレームサイドの形は全然普通なんですよね。
あれ?昔、このラケットの前身となるモデルってボコっとしてなかったっけ?
と思うのですが。
まあ、それは差し引いても、このウルトラ100シリーズはめちゃくちゃいいラケットですよ。
ウルトラ 100
私のおすすめするラケットランキングでも上位です。
あと、最近では男女問わず、トッププロ選手に人気のブレードシリーズなんかは、フレームサイドの隆起がありませんね。
写真はWilsonのBLADE98 16×19モデル
拡大してよく見ても、サイドは隆起していません。
で、この形が一体どんな影響をプレーに及ぼすかということなんですが、以前こちらの記事にも書きましたが、フレームのサイド部分が重たいと、ラケットのフェースのブレが少なくなって、安定するんですね。
だからプロの選手は、フレームのサイドに、わざわざ鉛のテープを貼ったりして使うわけです。
こういうやつね。
キモニー リードテープ 鉛バランサー
で、ウィルソンのラケットの特徴的なフレームの場合、ラケットのサイド部分が隆起することによって、そこだけ少し重くなってるんですよ。
これって、もうはじめから鉛のテープで安定性が強化されているのと同じなんですね。
最近のBLADEとかにこの仕組みが採用されていないのは不思議でならないんですが、BLADEの場合、とくに18×20のモデルなんかは、すでに面の安定性が十分であるため、フレームサイドの隆起など不用ということでしょうか。
ただ、私なら、せっかくウィルソンのラケットを使うなら、その特徴的な形である、フレームサイドの形がボコっとなったモデルを使いたいです。
ロジャー・フェデラー選手が使うモデルや、錦織圭選手が使うモデルは、このフレームの隆起がちゃんとあるモデルですね。
ロジャー・フェデラー選手が使用するモデル
プロスタッフ RF97
錦織圭選手が使用するモデル
ウルトラ ツアー 95CV
せっかくウィルソンのラケットを使うならこれじゃないかな。
と個人的には思っています。
ウィルソンのラケットがトッププロ選手からアマチュアのプレーヤーにまで幅広く支持され続ける理由はもちろん、先に説明したようなラケットの面の安定感などの性能面が第一に挙げられます。
ただ、多くのトッププロや、アマチュア選手にとって、大きな影響力を持つのは、やはり世界の頂点にいる選手。
チャンピオンの存在です。
男子なら最近では、ロジャー・フェデラー選手
少し昔なら、ピート・サンプラス選手、ステファン・エドバーグ(エドベリ)選手
ウィルソンと言えばチャンピオンのラケットでした。
チャンピオンが使っているラケットは多くの選手が真似をして使いたがります。
ラケット以外では、たとえばストリングなんかだと、ロジャー・フェデラー選手が好んで使用していた
アルパワーラフと、ナチュラルガットのハイブリッドという使い方は、もはや世界の標準と言っていいほどまでに浸透しました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
チャンピオンがウィルソンを使う。
それに憧れたプレーヤーが、子どものころからウィルソンを使う。
チャンピオンに追いつけ追い越せというプロの選手もウィルソンを使いたがる。
そうしていくうちに、ウィルソンの人気はどんどん高まっていったのだと思います。
ウィルソンを使う世界チャンピオンの存在。
それこそがWilsonを世界ナンバーワンのラケットたらしめている大きな大きな理由なのです。
世界チャンピオンが使っている。
これほどの宣伝は他にないわけです。
錦織圭選手が使用していることで、日本でもWilsonの使用者は一気に増えました。
やはり日本のチャンピオンが使っている、国民的スターが使っているという影響力は計り知れないものがあるのです。
いかがでしたでしょうか。
今回はウィルソンのラケットの特徴についてお話ししました。
私はフレームサイドの隆起があるモデルをおすすめしましたが、一般に受けるのはこのラケットかな。
まあ、詳しくは、私の書いたランキング記事でも参考にしてください。
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