HEADのコントロール系ラケット3機種 徹底比較!
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
HEADの発売するコントロール系ラケット3機種を徹底的に比較してみようという企画です。
厚ラケのように反発するラケットではなく、薄いフレームで飛びすぎが抑えられ、しっかりとボールを自分から打っていける究極のコントロール系ラケットが欲しいという方、ぜひ参考にしてください。
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今回比較するのは以下の3機種です。
①HEAD GRAVITY PRO グラビティ プロ
②HEAD PRESTIGE MP プレステージMP
③HEAD SPEED PRO スピード プロ
いずれもフレーム厚が薄く(スピードはやや厚いですが)、ストリングパターンが18×20という密なパターンが採用されているモデルたちですね。
では、順に各機種を見ていきましょう。
HEAD GRAVITY PRO グラビティ プロ
表裏でデザインが異なるという斬新なデザインで話題となったグラビティシリーズ。
将来のチャンピオン候補と名高いアレクサンダー・ズべレフ選手使用モデルとして開発されました。
スペック(HEAD HPより)
重量(ストリング張り無しの場合: | 315 g / 11.1 oz |
ストリングパターン: | 18/20 |
ヘッドサイズ: | 645 cm² / 100 in² |
グリップサイズ: | 1-5 |
バランス: | 315 mm / 1 in HL |
長さ: | 685 mm / 27.0 in |
ビーム: | 20mm |
詳しいレビューについてはこちらをご覧ください。
YOU TUBEには英語ですが公式のPR動画がアップされています。
この人の腕のお絵かきが気になり過ぎて、全然話が頭に入ってこない(笑)
まあ、とにかく、いろいろ言っているけど、いいラケットってことだな(適当)
まあ、英語がわかなんない方は、先に紹介した私のレビュー記事のリンクから飛んでくださいね。
過去にもスピードプロと比較なんかをしてますが、やはり、フレーム厚20㎜のグラビティプロと、23㎜のスピードプロだとボールの飛びや打感はまるっきり違いますね。
スピードプロの方が使える層が広いと思いますが、グラビティプロを使いこなせる人がこれでボールを打ったら、そりゃすごい球が来るに決まってます。やはり、ボールを思い切り叩き潰す力がある方はグラビティプロでしょう。
HEAD GRAVITY PRO グラビティ プロ
HEAD PRESTIGE MP プレステージMP
燃えるような赤が印象的な、ヘッドの元祖ツアーモデル。
今回紹介する3機種の中では、もっとも伝統と歴史のあるモデルです。
スペック(HEAD HPより)
重量(ストリング張り無しの場合: | 320 g / 11.3 oz |
ストリングパターン: | 18/20 |
ヘッドサイズ: | 630 cm² / 98 in² |
グリップサイズ: | 1-5 |
バランス: | 310 mm / 1.3 in HL |
長さ: | 685 mm / 27.0 in |
ビーム: | 20mm |
詳しいレビューはこちらをご覧ください。
個人的に大好きなシコラーのシモン先生(笑)
ジル・シモン選手のテニスを見ていると、やはり、このラケットこそがミスショットを極限にまで減らすための最高の武器になると確信しますね。
ボールスピードは、スピードプロのようには出ませんが、ピンポイントできわどいコースを狙ったり、相手の足元へ沈むような球はこのラケットでしか打てないというものがあると思います。
先に紹介したグラビティプロの方がフェイスサイズが100平方インチ、プレステージMPは98平方インチと、たった2平方インチですが、グラビティプロの方がスイートスポットが広い安心感があります。
しかしながら、やはり、コントロールを極めたラケットはプレステージMPでしょうね。
100平方インチにはない、極限のコントロールを感じ取れるかと思います。
まあ、ボールスピードに関しては、死ぬほど筋トレしてカバーしてください(笑)
HEAD PRESTIGE MP プレステージMP
HEAD SPEED PRO スピード プロ
↓こちらの旧デザインよりも最新版の方が白っぽいですね。
ジョコビッチ選手のモデルとしてあまりに有名になってしまったこのラケット。
スペック(HEAD HPより)
重量(ストリング張り無しの場合: | 310 g / 10.9 oz |
ストリングパターン: | 18/20 |
ヘッドサイズ: | 645 cm² / 100 in² |
グリップサイズ: | 1-5 |
バランス: | 315 mm / 1 in HL |
長さ: | 685 mm / 27.0 in |
ビーム: | 23 mm |
ジョコビッチ選手の使うラケットとか、ストリングパターンが18×20とか聞くと、それだけで敬遠してしまう方も多いかと思います。
ところがどっこい、このラケットフレーム厚が23㎜と、先に紹介したグラビティプロやプレステージMPと比べると3mmも厚いんですね。
そんなわけで、ツアーラケットという位置づけのラケットからは想像がつかないほどパワーのあるラケットです。
ピュアドライブのような厚ラケになれた自分にとってはベストだったラケットです。
というか、ピュアドライブから移行することがあっても、わりと違和感なくなじめるのでは?
そう思わせてくれるほどのラケットです。
実際プロの選手でも、ダスティン・ブラウン選手がピュアドライブからこのスピードプロに乗り換えてしまいましたね。
ダスティン・ブラウン選手
飛びとコントロールの良さを非常にうまく両立したバランスの良いラケットだと思います。
今回紹介す3機種の中では、もっともおすすめできる方が多いのではないかと思います。
HEAD SPEED PRO スピード プロ
いかがでしたでしょうか。
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