あの頃のピュアストライクの話
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回は、ラケットの話です。
バボラのピュアストライクについてお話をします。
と言っても、今回はちょっと古い旧モデルのお話です。
ピュアストライクと言ったら、もともとはこのイメージなんですよね。
赤のラケットです。
昔、ピュアコントロールという名器があったのですが、
このピュアコントロールシリーズはピュアストライクシリーズに吸収されてしまう形になりました。
バボラのラケットと言えば、ピュアドライブかピュアアエロが筆頭に上がると思いますが、
ピュアストライクも実は非常に素晴らしい名器と言ってもいい仕上がりなのです。
全機種をざっくりレビューしていますので、こちらをぜひご覧ください。
で、ピュアストライクと言えば、何と言っても、ドミニク・ティエム選手。
次世代のチャンピオンとして期待がかかる彼のモデルとして、ピュアストライクの開発は進められてきました。
今回はそんなピュアストライクについて、ちょっと詳しく話してみたいと思います。
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ドミニク・ティエム選手の豪快なテニスが大好きで、過去に色々記事を書いています。
こちらの記事もご覧ください。
ティエム選手のあの驚異的なキックサーブと、片手打ちバックハンドを生み出すラケット。
それがピュアストライク。
ドミニク・ティエム選手のラケットについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
このピュアストライクにはストリングパターンの違う二機種がありますが、ティエム選手の使う18×20のタイプと、一般的な16×19のタイプでは、ちょっと打感が違います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
一般プレーヤーにおすすめなのは、16×19のタイプかもしれませんね。
より扱いやすいのはピュアストライク100ですし、私自身はこれが一番ピュアストライクシリーズでバランスがいいラケットだと思っています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
と、言うわけで、ちょっと話が最新版のピュアストライクシリーズの話になってしまいましたが、実は、今回少し話しておきたかったのは、旧モデルの方が、よりドミニク・ティエム選手の実際に使用するスペックのラケットに近いという話です。
【中古 テニスラケット】 バボラ ピュア ストライク 18×20 2014年モデル (BABOLAT PURE STRIKE 18×20 2014)(グリップサイズ:G2)
こちらは旧モデルのピュアストライク18×20なんですが、ラケットの重さが320gあったんですよ。
320gというと、冒頭で紹介したかつてのピュアコントロールがそれくらい重かったのと同じですね。
ところが、現在発売されているピュアストライク18×20は、重さが305gしかありません。
一般ユーザーを取り込むためには、それくらいの重さにするのが正解なのかもしれませんが、ツアーレベルの猛者たちにとっては、ちょっと物足りない感じなのかもしれません。
その代わり、最新のピュアストライクシリーズにはピュアストライクツアーという、ツアーモデルが存在するのですが、
こちらはストリングパターンが16×19なので、ストリングパターンが18×20で重たいモデルが欲しいというニーズには応えきれていないのかもしれません。まあ、そんなニーズは、特に少数派なので、メーカーにとっては無視してよいくらいのレベルなのかもしれませんが、、、
そんなわけで、最上級レベルのツアースペックのラケットを欲するゴリゴリのツアープレーヤーは、ピュアストライク18×20に鉛のバランサーを貼って使うか、ストリングパターンには目をつむって、ピュアストライクツアーの重さを頼りに戦うかという二択になるかと思います。
この二択の場合なら、ピュアストライクツアーが正解じゃないかと個人的には思っています。
鉛のバランサーを貼って重さとバランスを調整するのはなかなかむつかしいですし、もともと重たいラケットと、軽いラケットを重くしたラケットでは、打感がまるで違うからです。
やはりもともと重たいラケットの方が、中身が詰まっているような打感なんですよね。
そんなわけで、最上級ツアーモデルを使いたいならピュアストライクツアーかなーと思ってます。
ラケットを紹介したついでに、ドミニク・ティエム選手の使用するストリングについても書いておきます。
ティエム選手の使用するストリングについては、こちらの記事にも書いています。
この記事を書いたころにはブラストラフを張っていたようですね。
もっとも、最近はRPMパワーを使用しているようです。
いかがでしたでしょうか。
旧モデルの赤いピュアストライク18×20が好きだったのに、、、
という方は、ピュアストライクツアーを使ってみてください。
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