ピュアアエロとピュアストライク どちらがいいの?
どうも。
「読めばテニスがうまくなる」マインドテニス講座管理人の山口です。
この講座は「読むテニスの教材」として、みなさんのテニスのレベルアップに役立つテニスの上達法や、最新のテニスグッズを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
以前に、バボラ ピュアドライブとピュアアエロのどちらがおすすめなのかという記事を書きました。
この2本で迷っているという方はかなりいるようですね。
いや、実は私もその一人。
現在、私ははピュアドライブを使っているのですが、今後は変えるかもしれません。
あ、そんなことどうでもいいですね(笑)
さて、今回はピュアアエロとピュアストライクの比較です。
ピュアストライクというと、ちょっと硬派なむつかしいラケットのイメージじゃないですか?
テニススクールでも上級クラスの人は持っているけど、初級クラスにはあまり持っている人がいない、、、
そんな印象がありませんか。
実はピュアストライクのシリーズにも初心者・初級向けのものがラインナップにあります。
私が以前に書いた全機種レビューはこちら。
(これは旧作のピュアストライクをベースに書いた記事ですが、最新版ピュアストライクにおいても参考になると思います。)
このレビュー記事にもありますように、初心者・初級の方にとっても、ピュアストライクは選択肢の一つとしてアリです。
あの薄い、飛ばなそうなフレームを見て尻込みしてしまっている方いませんか?
ぜひピュアストライクも、あなたの選択肢の一つに入れてあげてください。
さて、そうなってくるとますます迷いますね。
ピュアアエロとピュアストライクどちらがいいのか、、、
どちらを買うか迷っているという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
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バボラ ピュアアエロ
バボラ ピュアアエロ 2019(Babolat PURE AERO)300g BF101353 硬式テニスラケット 価格:17,190円 |
まずはこちらのレビューをご覧ください。
ラファエル・ナダル選手の使用するモデルとして有名ですね。
レビューの記事にも書いていますが、今回のピュアアエロは前作のピュアエロよりも、よりハードに叩いて行けるような、
競技者が好む打感に仕上がっています。
それゆえ、後述のピュアストライクように、ボールの飛びをやや抑えたラケットの感覚に近くなってきていると言えます。
そうなってくると、ピュアアエロとピュアストライクの差別化って、微妙な気もしてきますね。
ただ、のちに書きますが、ボールがどれぐらい飛ぶかという問題だけでなく、「打感」も考えると、
ピュアアエロとピュアストライクは全く別物のラケットと言っていいと思います。
次にピュアストライクを見てみましょう。
バボラ ピュアストライク
とうとう最新版が出ましたね。
価格:29,370円 |
こちらのレビュー記事をご覧ください。
ドミニク・ティエム選手が使用するラケットとしても有名ですね。
レビュー記事にも書きましたが、今回のピュアストライクは、
①グロメットの形状がよりスマートな仕上がりになっていること。
②コアテックスの搭載により、よりマイルドな打感に仕上がっていること。
以上から、「買い」であると思っています。
今までのピュアストライクは、マイナーチェンジを繰り返してきただけで、それほど大きな変化はないなと思っていたんですが、
今回のピュアストライクシリーズは一味も二味も違います。
安くなった旧モデルを買うというのも一つの手ではあるんですが、
【クーポン利用で1,500円OFF!】バボラ ピュアストライク 16×19 2017(Babolat PURE STRIKE 16×19)305g 101282 硬式テニスラケット 価格:18,170円 |
この旧作からずいぶん進化したと言えるので、ぜひみなさんには最新版を手に取っていただきたいと思っています。
さて、先ほど、ピュアアエロとピュアストライクの違いは微妙になってきているというお話をしましたが、
はっきりと違うという点を書いておきましょう。
まずは、
フレーム厚
やはりピュアアエロのような中厚ラケットの持つボールの威力はすごい。
ボールの飛びだし方が、ビュンと勢いよく出ていくような印象です。
一方のピュアストライクのしなりは競技者の好きな打感そのもの。
ボールを一度つかんで、それから運び出すような、安心感のある飛び出し方。
ボールの飛距離が同じだとしても、ピュアアエロとピュアストライクではボールの飛び出し方がまるで違います。
しかし、中厚ラケットはよりボールの「ノリ」を意識して、よりボールが食いつくように進化をし、
薄いラケットは、よりパワーが出て、飛び良くなるようにに進化していますから、両者の違いは昔ほど大きくなくなっていると言えます。
ただ、フレームが薄いピュアストライクの振り抜きは抜群にいいです。
ここはいくらピュアアエロが最先端の科学の力を結集した流線型であったとしてもかなわないところ。
ストロークやサーブにおけるラケットの振り抜きは薄いラケットならではのものがあります。
次に、ちょっとした違いなんですが、ピュアアエロのシリーズとピュアストライクのシリーズでは、標準装備の
グリップ
が違うのです。
バボラ ピュアアエロに標準装備されているのはこのグリップ。
シンテックプロ
バボラ(BabolaT) リプレイスメントグリップ シンテックプロ BA670051 価格:1,030円 |
ややソフトで、クッション性が高いものになります。
一方のピュアストライクシリーズに搭載されているグリップはこちら。
スキンフィール
【代々木店商品】バボラ スキンフィール(カラー:ホワイト)DM便対応の為、パッケージから出したノンパッケージ品になります。【メール便で発送】【郵便ポスト投函故に、代引不可です】 価格:980円 |
スキンフィールの方が薄くてかたいグリップです。
クッション性はやや犠牲になるものの、ラケットのグリップの角がわかりやすい、打球情報が得やすいというメリットがあります。
「コントロールの良さ」をウリにしたピュアストライクのコンセプトにピッタリのグリップですね。
競技者のレベルでは、レザーのグリップに巻き替える方も多いかと思いますが、、、
レザーグリップ
「2017新製品」BabolaT(バボラ)「NATURAL GRIP(ナチュラルグリップ) BA670063」」リプレイスメントグリップテープ 価格:1,555円 |
レザーグリップだと硬すぎてマメができてしまうから嫌だという方は結構います。
そういった方は、このスキンフィールグリップが非常に使いやすくていいのではないでしょうか。
まずはピュアアエロ
バボラ ピュアアエロ 2019(Babolat PURE AERO)300g BF101353 硬式テニスラケット 価格:17,190円 |
ピュアアエロは非常に回転のかかるラケットです。
厚いグリップでしっかりとスピンをかけて打つプレースタイルの選手に向いています。
プロで言えば、ラファエル・ナダル選手がこのラケットを使っているのは、非常に理にかなっていると言えるのです。
一方のピュアストライク
2019年10月発売予定バボラ(BABOLAT)テニスラケットピュアストライク16×19 (PURE STRIKE 16×19)新品:国内正規品 価格:29,376円 |
ピュアストライクは、よりフラットに近い当たりで、どんどん攻撃を仕掛けていくプレーヤー向きです。
ピュアストライクのコンセプトがライジング、コントロールということですから、
プロで言うと、フェデラー選手のような切れのあるフラットドライブを打ち込みたいんだという方はこちらでしょうね。
ティエム選手はこのラケットを使っていますが、全仏オープンでの活躍を見ると、フラットというよりは、強烈なスピンボールが印象的でした。
2019全仏オープン決勝
ラファエル・ナダル選手 VS ドミニク・ティエム選手
ナダル選手の圧勝に終わりましたが、
よくよく考えると、この決勝は、
ピュアアエロ VS ピュアストライク
のバボラ社ラケット対決だったんですね!
バボラ社としては、こんなに宣伝になるなんて、笑いが止まらないでしょう(笑)
いかがでしたでしょうか。
ピュアアエロを使うべきか、
バボラ ピュアアエロ 2019(Babolat PURE AERO)300g BF101353 硬式テニスラケット 価格:17,190円 |
はたまたピュアストライクにするべきか。
価格:29,370円 |
迷われている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
また、ピュアドライブとピュアアエロを比較した記事や、ピュアドライブとピュアストライクを比較した過去記事もあります。
ぜひこちらも参照してください。
よくよく吟味あるべきものなり。
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