グリップ育てる!テニスラケットは体の一部にするべし
この講座は、
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今回はグリップの話です。
みなさんは大事な試合の前にグリップテープをきちんと巻きかえていますか。
試合のときに使い込んでボロボロで、しかもツルツル滑るようなグリップテープのまま行くなんてとんでもないことです。
↑これくらいならまだしも、
↑まさかこんなので試合に行ってないですよね。
プロの選手は、グリップテープを試合の前にきちんと巻きかえます。
いや、プロでなくても、それなりの競技レベルの人であれば、試合前にきちんとグリップテープの巻き替えくらいは当然にしています。
じゃあ、「試合前」って厳密にいつのことなの?
と言われると、そこが今回の記事のポイントなわけです。
こないだテニス仲間と話していたのですが、試合の直前、前日とかにグリップを巻き替えるかという話になりました。
私の答えはノーです。
私が巻き替えるタイミングは、試合の2、3日前からです。
で、ちょっとだけ練習で使ってから、そのラケットを試合で使えるように調整をします。
大事な試合の前であれば、疲労を残さないようにしないといけないので、5時間も6時間も練習することはないですから、軽い調整くらいになりますよね。
その練習の中で、巻き替えたばかりのラケットを数本用意して、回しながら使っておくのです。
そうすることで、巻き替えたばかりのグリップをすこしだけラケットになじませておくのです。
新品まっさらのグリップってなんか使いにくいんですよね。
他人のラケットを握っているような感覚になるのです。
野球選手のグローブと同じような感覚かもしれませんね。
野球選手は新品をいきなり試合で使うことなどありえません。
本革は硬いですからね。
オフシーズン中にグローブを使いこみながら、皮が馴染んでくるのを待ちます。
テニスのグリップはそんな本革のグローブなんかとはもちろん厳密にいえば事情が異なりますが、全くの新品で行くのはちょっと怖いという点では同じ感覚なのです。
私の場合はそんな理由で新品の巻きたてグリップでいきなり試合をしたりしないのです。
私はグリップを巻きかえてから少し自分になじませる時間がほしいタイプなのですが、みなさんはどうでしょう。
別にこれが正解ということはありません。
みなさんが一番いいプレーができるルーティンが正解です。
プロの選手だってその流儀はまちまちなのですから。
錦織圭選手みたいに巻きたてを使う選手もいれば、ナダル選手のように少し練習でグリップをなじませてから使う選手もいます。
ちょっと昔の選手になりますが、私の好きなダビド・ナルバンディアン選手はグリップもストリングも練習からそのまま変えなかったそうです。
練習で使い込んだのをそのまま持っていく(笑)
そういうタイプの選手もいるんです。
今までただ、なんとなく巻きかえていただけという方は、ちょっと巻きかえのタイミングからいろいろ試してみてもいいかもしれません。
私のように試合の直前に巻きかえると調子がイマイチな方だって結構いるはずなんですよね。
ちょっと使って、「自分用」になったラケットのグリップなら、グリップのチェンジなんかで、無意識にいい場所を握れるようになるんですけど、新品のラケットだと、どうしてもグリップを握るときに、そっちに神経が持っていかれてしまう。
その結果ボールを打つことに集中できないということがありました。
自分になじむように育て上げられたグリップはもはや道具ではなく、「体の一部」のようになります。
それがタイトルにも書いた「グリップを育てる」ということです。
まあ、その言葉自体は私がそう呼んでるだけであって、一般的にそう呼ばれているわけではありません。
ただ、テニスがうまい人であれば、自分のグリップにちゃんとこだわりを持っているはずなのです。
グリップは、ラケットと人の接点であるため、非常に大切です。
テニスでレベルアップをしたい、試合で勝ちたいという方であれば、
もうちょっと自分のグリップに気をつかえるようになりましょう。
今回の関連記事です。
「決め打ち派・クルクル派」
と私は呼んでいるんですが、こちらは過去の記事ですが、とっても重要。
ぜひお読みください。
この記事を読んで、決め打ち派だった方は、とくに「グリップを育てる」という今回の記事を参考にして欲しいです。
決め打ち派の方は、いつも同じ場所を握るので、グリップが自分の手の形になじんでる方が、絶対にいいプレーができますよ。
ちなみに私も決め打ち派です。
いかがでしたでしょうか。
ついでにちゃんとグリップテープをまとめて買って用意しておきましょうね。
最低でも5本以上はまとめて買っておきましょう。
上級者なら30本入
上級者で1本ずつ買う人なんていません(笑)
まとめて買っておいて当たり前です。
今回の記事を読んでグリップを育ててみようと思われた方、ぜひまとめて買っておいてくださいね。
準備はそこから始まります。
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