ジョコビッチ選手とナダル選手の構えの違い

Pocket

はじめに

 

読めばテニスがうまくなる」

 

この講座は「読むテニスの教材」として、

みなさんのテニスのレベルアップに役立つ情報や、

最新のテニスグッズを紹介していきます。

 

今回は久しぶりに技術的な話をします。

 

ストロークの構えの話です。

 

みなさんはストロークで、

きちんと構えを作ることができていますか。


スポンサーリンク

 

ストロークの構え 上半身

 

私がテニススクールなどで、

初心者や初級の方を見ていると、

ストロークのときに、

ラケットのグリップ部分

両手で握りしめている

プレーヤーをよく見かけます。

 

これに対して、

中級~上級の方に多いのはこの持ち方での構えです。

ラケットのスロート部分(シャフト部分)

を持っています。

 

プロの選手を例に見てみましょう。

 

ジョコビッチ選手は、

ストロークのときには、

ラケットのスロート部分を持っていますが、

リターンのときには、グリップ部分を両手で持って構えています。

リターンのときには、バックハンドにすぐ対応できるよう、

グリップチェンジがすぐにできるような位置を握って構えているのかもしれません。

 

一方、

錦織圭選手・ラファエル・ナダル選手の場合、

ストロークのときにも、

リターンのときにも、

だいたい同じ位置を握っているように見えます。

握っているのはラケットのスロート部分です。

 

フェデラー選手や、ワウリンカ選手のように、

片手打ちバックの選手がスロート部分を握っているのは当たり前なのですが、

錦織圭選手やナダル選手のように、

両手打ちバックの選手でも、

スロート部分を握って構えているんですね。

隙があればフォアでひっぱたいてやろうという構えなのかもしれません。

 

ダスティン・ブラウン選手の場合、

普段のストローク、リターン、とくに区別なく、

ラケットのグリップ部分を両手で握っているようです。

 

前にも話しましたが、

管理人はダスティン・ブラウン選手が大好きなんですね。

ダスティン・ブラウン選手使用ラケット

ダスティン・ブラウン選手については、

過去にも何度か言及しています。

 

それはさておき、

構えているときに、

ラケットのどの部分を握るかということですが、

どれが正しい

ということではなく、

きちんと自分なりに反応しやすいように準備できているか

ということが考えられているのであれば正解です。

 

ラケットのスロート部分を握るなんて知らなかったという初心者は、

結構いると思います。

 

知らなかった方は、ぜひその構え方も試してみてください。

 

ストロークの構え 下半身

 

次にお話しするのは、

下半身の準備についてです。

 

足の幅肩幅かそれより広いくらいにしましょう。

 

どれくらいの幅が心地いいかは人それぞれ。

いろいろ幅を変えて、

最適なところを見つけてください。

 

それから少し腰を落として、低い姿勢を作ります。

 

どれぐらい腰を落とすか

ということが問題になります。

 

まず、

両手をひざの上についてみましょう。

それから、その手を離して構えます。

その高さまで落とします。

 

結構低い姿勢になりますよね。

この低い姿勢での構えがちゃんとできていない方は多いです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

どんな構えをすれば、

一番いいストロークができるか

みなさんも、もう一度、

構えについて見なおしてみてください。

 

ちなみに、

ストロークが打ちやすいラケットについては、

こちらの記事をどうぞ。

ストロークが打ちやすい!ストローカー(元ソフトテニス後衛)おすすめラケット5選 

 

よくよく吟味あるべきものなり。

 

この記事を読んでいいね!と思ってくださった方、なるほどと思ってくださった方、ぜひ下のシェアボタンからSNSでシェアしてくださいますようお願いいたします。

 


スポンサーリンク