テニスのグリップテープ(オーバーグリップ)・元グリップ(リプレイスメントグリップ)について

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オーバーグリップ・リプレイスメントグリップ

 

まず、初心者・初級レベルの方は、

グリップテープについて、

リプレイスメントグリップ

オーバーグリップ

の区別がつくようにしましょう。

 

よくテニススクールで見かけられる光景なんですが、

新品のラケットを買った後に、

グリップの上に何も巻かずに、

そのままプレーしてしまっている方が多いです。

 

 

もったいない...

何も知らないあなたは、

損をしています。

 

この記事でまず、

オーバーグリップと、

リプレイスメントグリップ、

両者の違いを理解しましょう。

 

もともとのラケットの上から巻くグリップは、

オーバーグリップ

またはグリップテープと呼ばれます。

このオーバーグリップの存在を知った上で、

あえてそれを巻かないでプレーしている

というのであれば全然構いません。

 

ただ、

オーバーグリップの存在を知らずに、

そのままプレーしているのであれば、

もったいないことをしています。

ぜひこの記事を読んで、

オーバーグリップを使ってみてください。

 

では、

リプレイスメントグリップ、

オーバーグリップについて

順に解説していきます。

 

リプレイスメントグリップについて

 

テニスのラケットというのは、

主にカーボンでできていますが、

そのままだと、

手で握る部分はゴツゴツしていて、

痛くて握れません。

そこで、市販のラケットというのはみな、

このようにウレタンの柔らかい素材が

巻き付けられています。

ラケットにもともと巻き付けられている

グリップの柔らかい部分を、

リプレイスメントグリップ

通称で「元(もと)グリップ」

と呼んだりします。

 

ラケットを買ってくれば、

ラケットの持ち手の部分には、

リプレイスメントグリップが標準装備されていて、

そのままでも快適にプレーすることができます。

 

ただ、

その部分は使っていくうちに

どんどん劣化していって、

ボロボロになったり、

汗や汚れがしみ込んで、

すべりやすくなったりします。

 

そこで、

テニスをする人はトッププロから愛好家まで、

グリップの部分に、

包帯のようにもう一枚のテープを巻くのが通常です。

これがオーバーグリップ

あるいはグリップテープと呼ばれるもので、

1枚だいたい300円ぐらいです。

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まとめて買うと3枚で840円とか、

ちょっと安くなります。

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12枚で2300円みたいな商品もあります。

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こまめに巻き替える方は、

これくらいまとめて買った方がいいです。

 

というか、

私は常々、こまめに巻き替えることを

おすすめしています。

 

その理由はこちらの記事を参照してください。

テニスのグリップテープっていつ交換するの?

https://mindtennis.net/2018/12/30/grip/

私も選手のときは、

30本入りパックみたいなのを持っていました。

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毎日練習していると、

これぐらいあっという間に使い切ります。

部活などで毎日練習するジュニア選手などであれば、

このくらいのパックを買う方が断然お得です。

部活のメンバーや、

チームのメンバーとシェアしてもいいかもしれません。

とにかく、

このオーバーグリップという商品を使うと、

ラケットにもともと付属している

土台となっているウレタン部分(元グリップ)を

交換するよりもコストが安く済むのです。

 

土台となっているウレタン部分(元グリップ)は、

交換に1500円ぐらいかかりますからね。

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この元グリップを頻繁に巻き替えるのは得策ではないです。

また、

包帯のように簡単に巻替えができる

オーバーグリップと違って、

リプレイスメントグリップは巻替えに手間がかかります。

頻繁に巻替えるものではないです。

 

ただ、

リプレイスメントグリップを巻き替えて、

好みのものにカスタマイズするということは

よく行われています。

プロの選手、

とくに男子の選手なんかは

リプレイスメントグリップを

牛革製のものに交換して

使ったりしています。

こうすると、

ウレタンよりも硬くて、

グリップ部分の角がはっきりと感じ取れるようになるので、

ボールをコントロールしやすくなると言われています。

 

ただ、手には大きな衝撃が来るので、

好き嫌いはありますけどね。

マメもできやすくなるなるのが欠点です。

 

ただ、

一度牛革にした選手はもう元には戻せないというほど、

その感覚の虜になってしまうようです。

あの大坂なおみ選手のグリップも、

牛革のリプレイスメントグリップに

カスタマイズされているそうです。

 

詳しくはこちらの記事を参照してください。

大坂なおみ選手のラケットスペックについて

https://mindtennis.net/2018/10/30/racket-22/

 

 

牛革製のグリップはウレタンの元グリップに比べて高いです。

2000円ぐらいはします。

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高いのですが、

アマチュアのテニス選手でもテニスのコーチでも、

わざわざ市販のラケットについている元グリップを一度はがして、

牛革製の元グリップ(レザーグリップ)

に巻き替えているという人はけっこういます。

 

もちろん、

これは好みの問題ですので、

牛革製のグリップ=上級者・プロというわけではありません。

錦織圭選手なんかはレザーではなく、

ウレタンのリプレイスメントグリップを使用しているようです。

 

ただ、

錦織圭選手の場合は、

リプレイスメントグリップもちょっと特殊です。

そのへんの詳しいことは、

こちらの記事を参照してください。

錦織圭選手のグリップにしたい方へ

https://mindtennis.net/2018/03/02/grip-4/

 

では、次にオーバーグリップの解説と、どんな商品がおすすめなのかを見ていきましょう。