ドミニク・ティエム(ティーム)選手が実際に使用するテニスラケットのスペック
この講座は、
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テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
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最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
全米オープンテニス2020の男子シングルスで見事優勝し、念願のグランドスラムタイトルを手にしたドミニク・ティエム選手。
管理人はドミニク・ティエム選手の豪快なテニスが大好きで、過去にもいろいろ記事を書いてきました。
が、もちろん、優勝するとは全く予想していませんでした。
「ドミニク・ティエム選手に学ぶテニス」と題した技術的な話の記事です。
ドミニク・ティエム選手の使用するラケットについても実は過去に書いています。
ただ、ドミニク・ティエム選手が実際に使用するパーソナルスペックと呼ばれる専用のラケットについてはまだきちんと書いていませんでしたね。
トッププロは、市販のモデルとは異なり、各選手専用にカスタマイズされた特注ラケットをメーカーから提供されるのが通常です。
ペイントジョブやプロストックと呼ばれるラケットがあったりするのですが、そんなマニアックな話はこちらの記事をご覧ください。
で、いろいろ調べてみると、ドミニク・ティエム選手の使用するラケットは、特注品と言っても、意外と一般的な市販ラケットに近いスペックなんじゃないかということがわかってきました。
今回の記事ではそんな話をしてみたいと思います。
バボラ ピュアストライク 18×20
BABOLAT PURESTRIKE 18/20
ドミニク・ティエム選手の顔がラケットの宣伝に使われていますが、このピュアストライクシリーズは、まさにドミニク・ティエム選手が、看板選手であり、ラケットの顔なわけです。
ただ、ドミニク・ティエム選手が実際に使用するラケットのスペックとしては、下の写真の頃のピュアストライクがベースっぽいという話です。
この一昔前のピュアストライクについては、こちらに記事を書いていますので、ぜひご覧ください。
で、ドミニク・ティエム選手の実際に使用するラケットのスペックはこんな感じだそうです。
重さ:317g
バランス:314㎜
スイングウエイト:310
グリップサイズ:2.5
なんというか、普通だな(笑)
たしかに、最近の市販ラケットと比べたら重たいのは重たいのですが、ツアーレベルの選手としては、相当軽いですよ。
軽いラケットと言えば、最近アリアシム選手のラケットについても書きましたが、彼のラケットも、ツアーレベルの選手としてはかなり軽く、ティエム選手のラケットスペックと似通ってます。
次世代の若手と言われるトッププレーヤーたちは、割と軽いラケットを、ビュンビュン振り回して、驚異的なスイングでボールをひっぱたく傾向にあるようです。
それを考えると、市販のラケットをそのまま使っても、プロの選手のラケットとそう変わらない感じかもしれませんね。
そんなわけで、ティエム選手になりたい方はこちらをどうぞ。
さて、お次はストリングの話です。
ティエム選手が使用しているストリングはこちら。
バボラ RPMパワー
独特のカラーをしているこのストリング。
ティエム選手が使用しているのはこちらの125ゲージだと言われています。
こちらの記事でも書いたのですが、わりとティエム選手は頻繁にストリングを変えます。
かつてはブラストラフを使っていました。
ブラストラフもめちゃくちゃいいストリングで、アリアシム選手なんかも使ってますが、
ティエム選手は、RPMパワーへの変更も早かったです。
同じ道具を頑なに長く使い続ける選手が多い中、ティエム選手は新しいものにポンポンと乗り換えていく印象です。
それだけ、柔軟にいろんなものに対応できるのでしょう。
実際あれだけうまくなったら、道具なんてなんだっていいような気もするんですけどね。
ま、それを言っちゃあ、おすすめテニスラケット講座はおしめーよ。
と言うわけで、次はグリップの話です。
先に紹介したスペックにあったように、ティエム選手のグリップサイズは、2.5という微妙なヤツです(笑)
特注なんでしょうね。
オーバーグリップ(グリップテープ)は、トーナ?のような色をしていますが、、、
確かに色だけ見るとトーナグリップのようにも見えます。
しかし、よくよくティエム選手のグリップを見てみると、トーナグリップ特有の、表面がボロボロ剥げてくる感じが見受けられません。
ティエム選手のグリップはこちらの青いグリップなのではないかとも言われています。
ただ、これはちょっと自信ないので、真偽確認中。
リプレイスメントグリップ(元グリップ)
ティエム選手のグリップを見る限り、レザーグリップを使っているという感じではなさそうです。
通常のピュアストライクシリーズに標準装備されているタイプのシンテックで間違いないかなと思っています。
シンテックについては、こちらの記事をご覧ください。
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したドミニク・ティエム選手の使用するグッズをおさらい。
このあたりのグッズを揃えておけばドミニク・ティエム選手になり切れるかもしれませんが、ドミニク・ティエム選手の真似をして思い切り反り返ってスピンサーブを打つのだけは真似しないようにしましょう。
腰をやらかしてしまっては、ティエム選手どころではありません。
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