DUNLOP(ダンロップ)FX500 TOURにもっともっと注目せよ!
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
ダンロップのFXシリーズが巷で大人気になってきています。
新登場してからしばらく経ちましたが、非常に評価は高いです。
私の周りでも使用する選手が増えていて、かなり評判がいいんですね。
というのも、今までのダンロップのイメージを覆すような、ソフトでパワーのある、ユーザーフレンドリーな仕上がりなのです。
今までダンロップと言うと、CX200に、
SX300といった、
硬派な競技モデルのイメージがあるブランドだったと思うのですが、そのイメージとは裏腹に、万人に使いやすく、そして、今までのダンロップユーザーをも満足させる仕上がりのラケットが出てきたなと驚かされました。
さて、そんなFX500シリーズ。
かつて、全機種のラインナップを紹介したこともあるのですが、
今回の記事では、そのどれも素晴らしいラインナップの中でも、特に管理人のお気に入りの一本を紹介してみたいと思います。
そのお気に入りの一本というのはこちら!
ダンロップ FX500 ツアー
スペック
メーカー希望小売価格 | ¥34,000+税 |
---|---|
フェイス面積 | 98 sq.in. |
全長 | 27.0 in. |
平均重量 | 305g(フレームのみ) |
フレックス | RA 70(フレームのみ) |
グリップサイズ | 2・3 |
ストリングパターン | main 16本 × cross 19本 |
推奨ストリングテンション | 45~65ポンド |
平均バランスポイント | 315mm(フレームのみ) |
カラー | ブラック×ブルー(商品コード:DS22005) |
素材 | グラファイト、特殊スチレン系エラストマー、高反発ウレタン |
サイズ | フレーム厚:21~23mm |
原産国 | MADE IN CHINA |
ラケットの重量に、バランス。
トータルで見て、非常に扱いやすい仕上がりになっているのです。
305gに315㎜バランス。
最近はこの手のツアーモデルが市場でバカ受けなのです。
バカ受けなのも当然。
実際にラケットを持って振ってみると、非常に扱いがしやすいのです。
昔のツアーモデルと言うと320gくらいあるのが当然で、ずっしりと重たい感じがあったのですが、最近のツアーラケットはそこまで重たいものは少ないですね。
じゃあ、軽いからボールに打ち負けてしまうかと言うと、そんなことはなくて、305gでも、しっかり強いボールに対抗できる強さが最近のラケットにはあるわけです。
それでいて軽いので、ラケットがピュンピュン振れて、スイングスピードが出る。
いや、ほんとラケットって年々進化していますね。
で、305g 315㎜バランスと言うと、実は他メーカーもこぞってそのようなスペックのものを出していまして、競技者にはこの辺が迷いどころになってくるかと思います。
他メーカーのものもちょっと覗いてみましょうか。
ヨネックスのVCORE98にEZONE98
これらが同じ重さ・バランスなのですが、これらのラケットが多くのユーザーの支持を得ているのは、やはり使いやすいからにちがいありません。
両者とも同じような設計であるため、非常に甲乙つけがたいですね。
ちなみにダンロップのFXシリーズの場合、どうしてもピュアドライブと同じ黄金スペックタイプのFXに皆注目が行きがちなんですが、FX500ツアーもぜひ忘れずチェックしておきましょう。
なぜか、VCOREとかEZONEなどヨネックスのラケットは黄金スペックの100インチに注目が集まることは少ないのですが、ダンロップの場合はFX500の方が、FX500 TOURよりも人気なんですね。
まあ、おそらく、有名選手が使っているモデルがヨネックスの場合98インチモデルに集中しているからということだけだと思うのですが。
というわけで、改めてダンロップのFX500 TOURをレビューしてみると、トータルのバランスで見れば、非常に秀逸なラケットです。
同じダンロップにCX200もあるのですが、こちらは、コントロールに特化した超攻撃的アスリートモデル。
2019年全日本チャンピオンの野口莉央選手もこちらでしたね。
ただ、攻守のバランスを考えると、FXはめちゃくちゃバランスがいい。
まさにいいとこどりなラケットだと思うのです。
さて、DUNLOP FX500 TOURと同じようなラケットでいうと、先に紹介したヨネックスVCOREやEZONEの他には、ヘッド エクストリーム ツアーが非常に優秀。
ヘッド エクストリーム ツアーについてはこちらの記事をご覧ください。
もうね、このラケットのバランスとか振り抜きやすさって、最高なんですよ。
そんなエクストリーム ツアーと並んで、ちょっと持って振ってみただけで、競技者なら思わずニヤリとしてしまうような、扱いやすい、そしてパワーのあるフレームが感じ取れるFX500 TOUR。
こいつもほんとに、「ええとこついてきよんなー」という印象です。
バボラだとピュアストライク16×19が重さ的には近いのですが、バランスポイントが少し先にあるため、こちらはちょっと重く感じますね。
私は好きですよピュアストライク16×19
ちょっと重さを感じてしまうため、ピュアストライク16×19の持った感じと、DUNLOP FX500 TOURの持った感じだと、FX500 TOURのがいいなーと思いました。
重さバランスから考えると、同じバボラの場合、ピュアアエロVSが重さとバランス的には近いのですが、
こちらはストリングパターンがやや密な16×20というやや変則なパターンなので、ちょっとパワーがある選手向けですね。
FX500 TOURの方が、パワーを感じられるラケットだと思います。
ウィルソン ブレード98
このラケットはちょっとバランス的に扱いが難しいので、ちょっと同じカテゴリーでくくるのは違うかなというラケット。
かつての超トップヘビー感はなくなったものの、やはりピュアストライク16×19と同じく、ちょっと頭の重さを感じます。
重さだけでラケットを判断してはいけないといういい例かなと思います。
BLADEシリーズは完全に競技者向けの仕様ですね。
それだけに、トッププロからの信頼が厚いラケットです。
BLADEについてはこちらの記事をご覧ください。
いかがでしたでしょうか。
各メーカーのラケットと比較しても、FX500 TOURって、相当秀逸です。
305g 315㎜
この設計のラケットであれば、今ならFX500 TOURを選ぶのがとっても賢い選択だと思います。
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