テニスラケットのグリップを細くしたい? キモニー テクニレザーはどうよ?
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はグリップのお話です。
みなさんは元グリップをナチュラルレザーに変えるなどの、グリップのカスタマイズをされていますか?
ナチュラルレザーとシンセティクの違いについてはこちら。
ナチュラルレザーに変えることで、ラケットの角が分かりやすくなり、面の向きのコントロールがしやすくなったと感じる方は多いです。
トッププロの選手でも、多くの選手がこのナチュラルレザーのグリップを使用しています。
まだ試したことがない方は、ぜひ一度ナチュラルレザーを試してみてください。
ナチュラルレザーのグリップの代表格と言えば、やっぱり王道とも言えるフェアウェイ。
やっぱりお値段もそれなりにしますが、これは絶品。
元グリップの交換の仕方については、こちらに記事を書いているので、こちらを参照してください。
で、今回はそんなナチュラルレザーの中でも、ちょっと変わった商品を紹介したいと思います。
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キモニー テクニレザー
kimony(キモニー) テクニレザー ブラウン KGL161 BR
キモニーと言えば、錦織圭選手の振動止めを作っていることで、一躍有名になりましたね。
錦織圭選手と言えば、このキモニーのクエークバスター。
ファンの多いグッズなのですが、ちょっとした弱点もあるので、注意が必要です。
またキモニーは、ラケットのバランスを調整するための鉛のテープを発売していたり、ラケットのカスタマイズグッズにかなり力を入れている会社なんですね。
そんなキモニーから発売されているテクニレザー、何が普通のナチュラルレザーと違うかというと、その厚みです。
テクニレザーは、厚みがなんと、わずか0.8mmしかないのです。
通常のナチュラルレザーグリップであれば、1.6mmくらいあったりするのですが、0.8mmというのは破格に薄いです。
先ほど紹介したフェアウェイのグリップなんかは上等な皮を使っていますので、厚みもあって、重たいんですよね。
厚みのあるレザーを巻いてしまうと、手元が重くなりすぎるというデメリットも出てきますので注意が必要です。
で、この薄いグリップで何ができるかというと、グリップサイズを下げることができます。
グリップサイズに関してはこちらの記事をご覧ください。
以前、グリップサイズを細くするための方法について記事を書いているのですが、
グリップを細くする改造って、めちゃくちゃ難しいのです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
太くする方は簡単なんですけどね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
そんなわけで、テクニレザーは、グリップを細くしたいという方のための救世主になります。
ラケットを購入したものの、持った感じが太くて使いにくいという方、ラケットを買い換える前に一度このテクニレザーを試してみてはいかがでしょうか?
通常、市販のラケットの元グリップとして装備されているウレタンのシンセティックグリップの場合、厚みが1.9mmくらいあったりもするので、テクニレザーに変えるだけで、かなり細くなったと感じるかもしれません。
ただ、気をつけなくてはならないのが、握ったときの少し硬い感触です。
ウレタンの柔らかい握り心地に慣れた方だと最初は硬くて違和感があるかもしれません。
また、最初のうちは手にマメが出来たり、ボールを打ってる時の衝撃も大きくなるので、手首や肘が痛くなったりすることもあるかもしれません。
このへんは所詮、慣れの問題なのですが、これらが不快な方は、レザーに変えない方がいいです。
ただ、グリップを細くしたいという人の中には、一部ですが、元グリップを剥がして、そのままその上にオーバーグリップを巻くような改造をされる方がいます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
それをするくらいなら一度テクニレザーを巻いてみましょう。
元グリップを剥がして、直接ラケットを握るようなやり方は、本当に手が痛くなってしまうので、おすすめできません。
いかがでしたでしょうか。
キモニー テクニレザー
グリップを細くしたいと思っている方、一度使ってみる価値ありです。
また、レザーグリップの中では比較的安いので、ウレタンのシンセティックグリップからナチュラルレザーのグリップへ一度替えてみたいという方にもおすすめです。
この価格なら、自分が思った感じじゃなかったと感じても、あまりダメージはないと思います。
即買って試してみましょう。
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