ええとこついてきよんなー ヘッド エクストリーム ツアー HEAD EXTREME TOUR
この講座は、
「読むテニスの教材」として、
テニスのレベルアップに役立つ情報や、
テニスの上達法、
テニスの練習法、
最新のテニスグッズ
などを紹介していきます。
今回はラケットの話です。
ヘッドから、また新たに面白いスペックのラケットが発売されたので、そちらについて書いてみたいと思います。
ヘッド エクストリーム ツアー HEAD EXTREME TOUR
ヘッドのエクストリームシリーズと言えば、リシャール・ガスケ選手が使用するモデルとして有名ですね。
あと、最近では、昨年の全米オープンで一気に注目を浴びた、マッテオ・ベレッティーニ選手なども使用しています。
ベレッティーニ選手については、過去にこんな記事で紹介しています。
シグナムプロのストリングを使っているんですね。
さて、それはおいといて、今回紹介するのは、ヘッドのエクストリームシリーズの最新版。
エクストリームシリーズは、またデザインがリニューアルされましたね。
エクストリームシリーズと言うと、厚いフレームに、強烈なスピン性能。
とにかくボールがよく飛んで、威力が出るラケットというイメージだと思います。
ところが、今回登場したヘッドのエクストリーム ツアーは、一味も二味も違うラケットなのです。
では、見てみましょうか。
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HEAD EXTREME TOUR
ヘッド(HEAD) 硬式テニス ラケット Graphene 360+ Extreme TOUR (フレームのみ) ラケットケース付き グリップサイズ/G2 235310
スペック詳細
重量(ストリング張り無しの場合: | 305 g / 10.8 oz |
ストリングパターン: | 16/19 |
ヘッドサイズ: | 630 cm² / 98 in² |
グリップサイズ: | 1-5 |
バランス: | 315 mm / 1 in HL |
長さ: | 685 mm / 27.0 in |
ビーム: | 22/23/21 mm |
ヘッド社 ホームページより引用
305g 315㎜
という重量バランス設計が、非常に使いやすいんですよね。
この重量バランス設計は、後述しますが、ヨネックスのVCOREやEZONEなどの人気シリーズにも採用されています。
最近のトレンドとも言っていいくらい、ジュニア選手から大人まで幅広く人気があるのですが、それはこの絶妙なバランスがあってこそなのです。
また、このエクストリーム ツアーのフレーム厚は、21~23㎜と、今までのエクストリームシリーズのような厚みではないんですね。
かつてのエクストリームは、最大幅26㎜と、かなりの厚みがあり、ボールがよく飛びました。
バボラのピュアドライブもそうなのですが、
フレーム厚26㎜って、ボールを楽に飛ばせる反面、飛びすぎて、逆に扱いにくいという声が一部にあったりします。
今回登場したエクストリーム ツアーは、ボールの飛びすぎを理由に、今までエクストリームシリーズを敬遠していたようなプレーヤーにもぜひおすすめしたいスペックです。
一方で、このスペックだと、ラジカルやスピードとの境界はあいまいじゃないの?
とか、エクストリームシリーズのアイデンティティって、どうなんの?
とか、いう人もいるかもしれませんが、そんな小難しいことごちゃごちゃ言わんと、どれが一番か打ってみたらええんや!(笑)
この重量バランスの絶妙さに驚かれるはずです。
ヨネックスのVCORE98にEZONE98
過去にこんな記事で紹介しています。
今ではすっかり305gというスペックはおなじみのものになりましたね。
昔からテニスをしている人(←要するにおじさんとおばさん)は、310gとか、320gがツアースペックだと思っているもんなんですが、最近では、305gくらいのラケットが選手にも人気です。
まあ、プロはもっと重たいラケットを使ったりしていますけど、それは今回置いておきます。
305gのラケットが爆発的に広まるきっかけになったのって、初代VCORE98Dあたりからじゃない?
と勝手に思ってるんですが、どうでしょう。
※個人の感想です。※そしておじさんの感想です。
写真は懐かしの初代VCORE98D
これ昔使ってて好きだったなー。
最初は305gなんて、軽いラケット使えるか!と思ってたんです。
もともとは、同じヨネックスでもURDTI80みたいな重たいのを好んで使ってましたからね。
今思うと、こんな薄くて重たいラケット、最近はあんまり見ないですね。
やはり、最近のトレンド
305g 315㎜
なんてスペックを聞くと時代の流れを感じます。
そんな時代の流れに見事に乗っかっているラケットをもう一つ紹介しましょう。
バボラ ピュアアエロVS
このラケットに関しては、昔記事を書いていますが、まだ発売前の記事ですから、
このラケットについては、また改めて記事にしてみたいと思います。
さて、流行りの305g 315㎜のラケットに対して、同じ重さでも、やや重たく感じるラケットがあるので、こちらを紹介しておきます。
同じ重さでも、バランスが320㎜とややトップが重たい設計のラケットです。
ピュアストライク 16×19と18×20
プレステージツアー
この記事は少し前の記事ですが、現在のプレステージツアーにも当てはまる話です。
参考にしてください。
BLADE98 16×19 18×20
このあたりは、同じ305gのラケットでも、320㎜バランスなんで、ちょっと重く感じるかも。
315㎜バランスと比べると、たった5㎜の違いなんですが、その違いが大きいのです。
テクニファイバー T-FIGHT 305 XTC
ダニル・メドベージェフ選手が使用するこのモデル。
305gですが、バランスは325㎜
このあたりまでくると同じ305g程度の重量でも、扱いやすさは全然変わってしまいますね。
重たく感じるので、エクストリームツアーのような操作性の良さは感じなくなるかと思います。
その反面、扱えれば武器にはなるのですが、、、、
いかがでしたでしょうか。
やはり、305g 315㎜という設計は、最高にちょうどいいところをついてきてるんですよね。
ええとこついてきよんなー(笑)
とにかく扱いやすくて、思った通りのラケットコントロールができる。
これから人気が間違いなく出るラケットです。
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